認知症により、判断能力が低下した方について、病院代や施設代などの複数の未払いがあるため債務整理を行う必要があるのと、現在、入所している施設は利用料が高いため、もう少し安い施設に入所する必要があるため、成年後見人を立てて、後見人の方でそれらの手続きをしてもらえないかという相談が福祉関係者の方からありました。
成年後見制度とは、認知症などにより判断能力が低下した方の権利擁護のために、家庭裁判所が成年後見人等を選任し、成年後見人等がご本人の財産管理や身上監護などを行う制度です。
上記の相談を受けた後に、私の方で成年後見人を立てるための書類を作成し、家庭裁判所に提出をしました。成年後見人候補者として、私を記載して、家庭裁判所に申し立てをしたところ、私が成年後見人として選任されました。
成年後見人に選任された後に、私の方で、複数の未払いについて各債権者と返済の交渉をさせて頂き、無理のない範囲で、分割して未払金を各債権者に支払うということで話がまとまりました。
また、福祉関係者の方と相談しながら、ご本人に合った施設で、今いる施設よりも、利用料が安い施設を探し、ご本人にも納得して頂いた上で、施設を変更しました。
※特定を防ぐために実際の事例を改変しています。
